頼んだ仕事がすぐ返ってきた!
あんなに仕事抱えてるのに
もう終わったの?
相手持ちの仕事ばっかで
手元の作業がほとんど無い!
あなたの会社にも1日が24時間以上あるような社員はいませんか?
彼らはどうして爆発的に成果を挙げられるのでしょうか?
答えは時間の使い方です。
今回は『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』を紹介します。
過去にトップ5%社員の習慣を紹介しましたが、その別シリーズです。
今回も業種業界の垣根を超えた不朽の時間術となります。
・今より生産性を上げたい
・仕事が終わって早く帰りたい
トップ5%の時間の使い方
まず手っ取り早く本書が紹介するトップ5%の時間の使い方をご紹介します。
- 仕事を受けてから初動までが早い
- 相手とアウトプットのイメージを合わせる
- ゴールから逆算して、必要最低限のプロセスを決める
- プロセスにおける作業を小分けする
- 長時間作業せず、こまめに休憩する
- 期限より少し早く完了させ、次の仕事の初動も早い
「そりゃそうだ」と言いたくなりそうな6つですね。
では逆に仕事が遅い人の時間の使い方をご紹介します。
- スロースターター
- 慎重し過ぎで負の連鎖に繋がる
- スタートダッシュで息切れ
これらの特徴は、仕事が遅い人の時間の使い方を全て改善できれば、トップ5%の時間の使い方を実現できます。
夏休みの宿題をいつまでも手を付けないスロースターターを改善できれば、仕事の初動が早くなります。
漢字ドリルや自由研究を丁寧にやり過ぎる慎重さは、ゴールが明確であれば余計な作業は不要です。
最初だけ頑張って宿題をしても後半でバテる息切れは、人間は長時間集中力を維持できないことを自覚し小休憩を取ればいいのです。
そして常に自分が時間の使い方を間違っているかもしれないという認識を持つことも重要です。
往々にして人は自分のことを正しく認識できていません。
『時間を正しく使いこなせていないかもしれない』と常に改善する姿勢が大事です。
トップ5%の時間の使い方を実現できる
トップ5%の具体的な時間の使い方
では次にトップ5%の具体的な時間の使い方を紹介します。
明日からではなく、今から真似できるモノを厳選して4つご紹介します。
『効率』より『効果』を上げろ
よく巷では効率を上げるためのテクニックではびこってます。
もちろんそのテクニックを用いることは否定しませんし、むしろ使えるのであれば使った方が良いケースの方が多いでしょう。
しかし本質を見失ってはいけません。
効率を高めることは仕事をする上で『手段』であり、効果を高めることが仕事をする上での『目的』です。
どんなにテクニックを磨いても、それは成果が出るまでの過程の話しです。
成果を挙げれば、どれくらい売り上げが伸びるか。
その仕事を完遂できれば、どれくらい評価されるのか。
効率的なテクニックを用いれば、どんな効果が得られるのか。
目先の効率ではなく、効果を意識しましょう。
1人で黙々と作業しても高い成果が挙げられない
1人で黙々と作業すれば品質の高い成果が挙げられると思っていませんか?
トップ5%はまったく逆の発想です。
周囲の人間を巻き込み、味方につけるコミュニケーションして、文字通りみんなで作業します。
トップ5%の習慣では離席率が高いデータがありますが、その理由はこれに含まれてるでしょう。
また前述したトップ5%の時間の使い方『2.相手とアウトプットのイメージを合わせる』もこれに該当するでしょう。
内省タイムを確保しろ
あの資料もう少し〇〇しよう。
会議の進め方は〇〇さんを参考にしよう。
次の議事録は〇〇して書こう。
あとは…
仕事をすれば自分の中で反省会をする人も多いでしょう。
これは非常に貴重で自身の成長の糧にとても重要です。
そんな大事な成長の糧を『思っただけ』で終わらせないでください。
気まぐれだけで開催しないでください。
週1回15分内省タイムを確保してください。
業務の無駄や人の動かし方など、反省点はメモを取っておきましょう。
つい忘れてしまうのであれば、Outlookで予定を作りましょう。
別に誰に見せるわけでもないので、自由に書いてOKです。
情報だけでは人は動かせない
情報を集めるだけでは意味がありません。
それだけなら誰でも出来るからです。
大事なのは集めた情報を、自分なりに洞察することです。
問い合わせページに80%のバグがありました。
そのうち75%が仕様書ミスです。
さらにトップ画面は15%で…
聞いてて眠くなる情報は調べれば誰でも分かります。
その数字から何が読み取れるでしょうか?
あなたなりの解釈・洞察をしなければ、相手は動きません。
問い合わせページに80%のバグがありました。
そのうち75%が仕様書ミスです。
他のページにも同様の理由でバグが潜んでいる可能性があります。
なので仕様書の見直しが必要です。
相手は図表や数字が知りたいのではなく、その数字からどんなことが読み取れるのかが知りたいのです。
参考書籍紹介
トップ5%社員の習慣
越川慎司
トップ5%シリーズの原点にして頂点。
『習慣』に書かれていた内容のいくつかが『時間術』にも書かれていました。
相関性があるので併せて読みたい1冊です。
まとめ
トップ5%の時間の使い方
仕事が遅い人の時間の使い方を全て改善できれば、トップ5%の時間の使い方を実現できる
トップ5%の具体的な時間の使い方
・手段である効率より、目的である効果を意識する
・周囲を巻き込んで仕事する
・週1回15分、内省タイムを確保する
・情報収集より洞察に時間をかける
いかがだったでしょうか。
『時間術』と聞くと小手先のテクニック重視のハウツー本だと思われがちです。
しかし本書は常に目的を意識した本質的な時間術の1冊でした。
さらに今から使える具体的なハウツーもセットです。
本質に重点を置き、自分なりに使えそうなテクニックを選んで実践できます。
あなたは何を実践して取り入れますか?
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