『デキ婚』に対して、あなたはどう思いますか?

20代前半以下の若い世代に多い!

計画性が無いからすぐに離婚する!

低所得者だ!
確かに世間では
若く結婚して、離婚率が高く、低所得のイメージがあります。
しかしそれは正しい認識でしょうか?
極端にネガティブな印象が、一部を全部と誤認していないでしょうか?
私自身デキ婚です。
少なからず、周りからは上記のように思われたかもしれません。
だからと言って、本当にそう思ってるかも分からない彼らに誤解を解いても仕方ありません。
そこで今回、そんな世間の風当たりを自分自身で和らげるため、デキ婚実態調査をしました。
これは自分の為でもあり、デキ婚で風評被害を受けている人の為にも調べました。
・周りにデキ婚夫婦がいる
・デキ婚の風評被害を受けた
デキ婚率
年代別のデキ婚率は上記のグラフの通りです。
平均しておよそ39%がデキ婚です。
5組に2組はデキ婚です。
そして初婚の中央値は男性28歳、女性27歳。
『最近周りで結婚が増えたな~』と思ったら、4組に1組がデキ婚と言っていいでしょう。
ちなみに平均値より中央値が正しいデータです。
この後のデータも中央値である20代後半にフォーカスしていきます。


デキ婚の離婚率
デキ婚=離婚率が高いと思われがちですが、それは正しいでしょうか?
離婚率はおよそ35.6%、つまり3組に1組は離婚する事は良く知られています。
では全体の夫婦の離婚率とデキ婚の離婚率を比較してみましょう。
デキ婚夫婦のおよそ36%が離婚します。
全体の離婚率と大差ありません。
デキ婚したからと言って離婚の可能性が高まるという訳ではありませんね。
また離婚率35.6%はあくまで全体の平均です。
初婚中央値20代後半であれば離婚率は30%未満です。
また結婚から離婚するまでの期間で最も多い期間は5年以内です。
それも30代になれば離婚率は15%まで低下します。
約36%が5年以内に離婚していますが、その実態はデキ婚に限らず離婚率を上げている10代夫婦かもしれませんね。



デキ婚の経済状況
最後にデキ婚夫婦の経済状況を調べてみましょう。
最初のデキ婚の割合に日本の中央値年収をあてました。
これは1個人当たりの中央値ですので、1世帯単位で考えれば単純に2倍です。
初婚の中央値である20代後半の世帯年収は710万円です。

まとめ
デキ婚カップルは
若く結婚して、離婚率が高く、低所得のイメージがありました。
しかし実態は
20代後半の新婚が、30%に満たない離婚率で、世帯年収は710万円でした。
結婚の入り口に子供がいるかいないかの違いなだけで、数値上はデキ婚じゃない夫婦と大差ありませんでした。
むしろ子供がいることで共通の目標、話し合う機会、共同作業が増え、理想的な夫婦の状態と言えるでしょう。
子供がいることで行動範囲が制限されることも事実ですが、子供がいるおかげで行ける場所もあります。
デキ婚は世間が思ってるほど苦しく不幸な家庭ではありません。
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