第一子が生まれてから早1年3ヶ月。
生まれてから今日まで悪戦苦闘の毎日です。
むしろ生まれる前のお腹にいる状態から期待と不安の毎日でした。
妊娠が分かってから今日まで育児関連の情報を日々勉強しています。
今回は今日まで集めた情報の整理とアウトプットを兼ねて、賢い子の育て方 ~接し方編~をまとめます。
全3部構成でお届けしますので、興味がある部分だけでも読んでいただければと思います。
情報源は主に本とYouTubeです。
そこからブログに投稿した複数記事を上記の3章にまとめました。
厳選にまとめられた情報源を私が厳選にブログにまとめ、さらに上記3章に厳選しました。
3回厳選したカルピスの原液くらい濃度の高い記事ですので、是非ご一読ください。
対象年齢は0~6歳がターゲットです。
未就学児がいる親は必見です!
・育児に熱心な親
・子供の生まれ持った性質を知りたい
接し方
子供への接し方と一言でいっても十人十色でしょう。
しかし今回は子供に良い影響を与える接し方に限定します。
自分が受けてきた教育に当てはまるか、自分が調べて実践している教育と重なってるか。
そういった視線で読んでいただければと思います。
非認知能力とその高め方
子供の能力で最も重要な要素の1つに非認知能力が挙げられます。
非認知能力とはスコア化できない以下の能力の総称です。
『非認知能力の向上が大切である』というのは、もはや子育ての常識と言っても過言ではありません。
ではスコア化できない非認知能力をどうやって向上することが出来るでしょうか?
答えは子どもと過ごす時間(アタッチメント)を増やすことです。
具体的には以下が挙げられます。
■非認知能力を伸ばす行動
- 子供と遊ぶ
- 本の読み聞かせ
- 一緒に勉強する
- 休日を共に過ごす
- 会話をする
子供の能力≠習い事の数
子供の能力=子供と過ごした時間
躾の種類
子育てには大きく3つの躾スタイルが存在します。
自分が幼少期、どんな躾を受けたか。
自分の子供にはどんな躾をしているか。
考えながら読んでみてください。
共有型の躾
【特徴】
- 子供を一人の人格を持った存在として尊重する
- 子供との触れ合いや会話を大事する
- 楽しい経験を子供と共有する
- 高所得によくある傾向
【家庭環境】
- 所得水準にかかわらず、蔵書数が多い
- 乳幼児から絵本の読み聞かせをする
- 親が読書好き
【子供の学力】
- 読み書きのリテラシー得点が高い
- 語彙力が豊富
『理想の子育て』といって良いでしょう。
子供を『こども』ではなく『人』として対等に接します。
また所得水準にかかわらず本が身近にある環境で、子供の語彙力に正の相関関係があります。
強制型の躾
【特徴】
- 自分の思い通りに子供を育てたい
- 子供が言うことを聞かなければ罰を与える
- 親は子の上に成り立つ
- 低所得によくある傾向
【家庭環境】
- 所得水準にかかわらず、蔵書数が少ない
- 乳幼児から絵本の読み聞かせが少ない
- 親が読書に関心が無い
【子供の学力】
- 読み書きのリテラシー得点が低い
- 語彙力に乏しい
『子供のため』を思って、ついついやってしまう躾。
しかしその実態は『親の都合』であり、子供の成長にはマイナスです。
当然、子供の語彙力に負の相関関係があります。
自己犠牲型の躾
【特徴】
- 生活が子供中心
- 親の時間が確保できない
- 夫が育児に消極的
- 低所得によくある傾向
【家庭環境】
- 育児不安で無気力になる
- ネグレクトに近い状況
- 行政指導が必要
【子供の学力】
- 読み書きのリテラシー得点が低い
- 語彙力に乏しい
家庭外から支援が必要な危険な状況です。
親も子も良くない状態なので、一刻も早い対処が必要です。
言わずもがな、子供の語彙力に負の相関関係があります。
『貧困の再生産』は家庭の経済力ではなく、『子育ての仕方』が繰り返されていることが原因だと分かります。
まとめ
非認知能力は子供と過ごす時間の長さで向上する
子供を『こども』ではなく、『人』として接する
いかがだったでしょうか。
いい子に育って欲しい
こう思う親がほとんどですが、『いい子』とは何ですか?
頭の良い子?
運動神経が良い子?
人にやさしい子?
それらすべての土台となる力が非認知能力です。
東大に行ける学力や甲子園に行ける野球の実力は認知能力です。
もちろんその成果は素晴らしいですが、人生は人との繋がりがほとんどです。
肩書だけで寄ってくる人間は、肩書が無くなれば去っていきます。
しかし非認知能力は肩書を不要とする人間としての魅力です。
それが最も形成さるのは幼少期です。
子供を魅力ある人間に育てるのは、親の躾次第です。
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