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賢い子の育て方 ~生まれ持った性質編~

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育児

第一子が生まれてから早1年3ヶ月。
生まれてから今日まで悪戦苦闘の毎日です。
むしろ生まれる前のお腹にいる状態から期待と不安の毎日でした。

妊娠が分かってから今日まで育児関連の情報を日々勉強しています。
今回は今日まで集めた情報の整理とアウトプットを兼ねて、賢い子の育て方 ~生まれ持った性質編~をまとめます。
全3部構成でお届けしますので、興味がある部分だけでも読んでいただければと思います。

賢い子の育て方 ~生まれ持った性質編~

賢い子の育て方 ~接し方編~

賢い子の育て方 ~勉強・習い事編~

情報源は主に本とYouTubeです。
そこからブログに投稿した複数記事を上記の3章にまとめました。
厳選にまとめられた情報源を私が厳選にブログにまとめ、さらに上記3章に厳選しました。
3回厳選したカルピスの原液くらい濃度の高い記事ですので、是非ご一読ください。

対象年齢は0~6歳がターゲットです。
未就学児がいる親は必見です!

・0~6歳の子供がいる
・育児に熱心な親
・子供の生まれ持った性質を知りたい
この記事を書いた人✍️

『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。
最近は育児ネタも投稿してます。

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生まれ持った性質

生まれ持った性質とは、親が持つ能力(頭の良さや運動能力)に関係なく、全ての子供が持っている能力を指します。
そういった能力は調べればいくらでもありますが、今回は年齢ごとに代表的な能力をピックアップします。
厄介なイヤイヤ期の対応法にも触れています。

0歳の能力:遺伝子

『親が持つ能力に関係無く』と言いましたが、やっぱり気になるのが遺伝子の力。
両親の遺伝子はどれくらい子供に反映されるのか。
今の研究では以下の結果となっています。

学力
遺伝:環境=60:40

運動能力
遺伝:環境=66:34

体型
遺伝:環境=75:25

性格
遺伝:環境=30:70

体型はかなり遺伝しますが、学力や運動能力の遺伝はそこそこです。
性格に関しては環境によって決まると言って過言ではないことが分かります。

■

ウチは2人とも高卒だから
子供の学力も期待できない…

と諦めるのは早いです。
チェス経験のない教育学者が子育てだけで、娘3人をグランドマスターに成長させた例があります。
これは遺伝に頼らない、環境だけで天才を後天的に育てた例です。

娘3人、全員をチェスの世界女王に育てた男|ユダヤ系一家の「共産主義社会でもできる! 天才育成大実験」
1970年代、共産主義下のハンガリーでは画一的なマルクス主義の教育が強いられていた。ã...
環境次第で学力や性格が決まる

2~3歳の能力:秩序の敏感期

ここでイヤイヤ期に触れていきます。
学術的には2~6歳を『敏感期』と呼び、イヤイヤ期はその内の2~3歳に該当する秩序の敏感期を指します。

そもそもなぜ『イヤ!』と言うのでしょうか?
2歳ごろの子供は言葉や環境を把握し始めますが、まだそれを理解するための知識がありません。
そのため子供の行動はすべて思考と実験を連続して繰り返しいるのです。

あなたが見知らぬ国に1人いたとしましょう。
言葉も分からない、会話できない、物も買えない、場所も分からない、やたら優しい人間が身近に2人いる。

大人でも不安になるこの状況が、2歳児には常に起きています。
子供にとって おもちゃがいつもと別の所にあるのは
大人にとって 自分の家が別の場所に移動されたくらいの衝撃です。

同じ手順、同じ結果に子供は安心します。
起きる時間、寝る時間、ご飯の時間、お出掛けする時間など、生活をルーティン化しましょう。

子供の思考:思考と実験の繰り返し
子供の将来:メンタルが安定する
大人の対応:生活をルーティン化する

3~6歳の能力:感覚の敏感期

子供は五感をフルに使って世界の構造、物の状態、周りの情報を学びます。
特に公園は刺激の塊です。

  • 太陽が眩しい
  • 雲の形が違う
  • 砂場で砂に触る
  • ブランコで加速度を体感する
  • 滑り台で摩擦を感じる

子供が手で触れる行為はすべて物の本質を学ぶ行為です。

怒っているお母さんのイラスト

汚れるからやめなさい!

これは子供の学ぶ姿勢を奪う行為です。
好奇心を損なう、物事を予測できない、物事を知らない子供になります。

子供の思考:手で触れて物の本質を学ぶ
子供の将来:自ら勉強する
大人の対応:公園に連れていく

3~4歳の能力:運動の敏感期

公園で走り回るだけが運動ではありません。
手足や指先を動かすことも立派な運動です。

  • 粗大運動
    身体を大きく動かす粗大運動は歩く、走る、飛び跳ねるなど身体全体を使った運動です。
    木登りや縁石を歩くことはバランス感覚を養います。
  • 微細運動
    手足や指先を動かす微細運動は家事のお手伝いや工作の時間で養われます。
    『器用な子』『運動神経が良い』とは、これら細かい身体の動かし方の積み重ねと言えるでしょう。
子供の思考:身体の使い方を学ぶ
子供の将来:運動能力が養われる
大人の対応:家事のお手伝いをさせる

4~6歳の能力:言語の敏感期

神童と呼ばれる天才キッズでも言語の習得には6歳まで時間をかけると言われてます。
では生まれてから就学時までの言語の発達はどのように変化するのでしょうか。

言語の発達は2歳ごろから爆発します。

そしてよくあるのが『そんな言葉どこで覚えたの?』です。
文法と使い所が正しいか、意味を理解せずとも試しているのです。

裏を返せば子供は自ら言葉を学ぶという事です。
そして絵本の読み聞かせは言葉を学ぶ子供に打ってつけです。

子供に話しかける、文字を読ませる、ストーリーを追う。
絵本の読み聞かせは言語を学ぶ上でこれ以上ない教育でしょう。

子供の思考:周りの環境で言語を習得する
子供の将来:読書好きになる
大人の対応:絵本を読ませる

6歳以降の能力:意志力

6歳までは身体・言葉・感覚といった成長をしますが、6歳以降から行動や考え方が成長します。
そして子供の将来の結果は、子供時代の6歳辺りで決定していると言っても過言ではありません。

子供の将来を決定付けるマシュマロテストをご存じでしょうか?

~マシュマロテスト~
実験者が部屋を出たら、子供はマシュマロを好きなタイミングで食べて良いです。
実験者が戻ってくるまで我慢できたら、もう1つマシュマロが貰えます。
この実験での子供の行動は3通りです。
  • 実験者が部屋を出たらすぐにマシュマロを食べてしまう子
  • 我慢するも耐え切れずマシュマロを食べてしまう子
  • 他のことで誘惑を断ち切りご褒美のマシュマロを貰う子

しかし実験はまだ続きます。
実験に参加した子供の学生時代の成績と、社会人になっての給与を調べました。

我慢できなかった子供は学生時代に問題行動が多く、給与の低い職業に就きました。
反対に我慢してご褒美を貰えた子供は学生時代の成績も良く、給与の高い職業に就いた結果があります。

この実験から子供の将来の結果は子供時代に既に決定しています。
何より子供の意志力の強さが、子供の将来を豊かにします。

では意志力とは何でしょうか?

  • やる力
    やるべきことが出来るようになる
  • やらない力
    やってはいけない事をやらないようになる
  • 望む力
    目標を立て、計画的に行動できるようになる

そして意志力は感染します。
感染元は当然親です。
6歳までは子供と公園に行って、絵本を読んでおけばとりあえず良かったですが、
6歳からは目標を立ててやる事、やらない事を見せて教える必要があります。

意志力=やる力×やらない力×望む力

6歳以降の能力:モチベーション

■

集中力が無く、子供の勉強に手を焼く

悩む女の子のイラスト

長時間座ってられない

頭を抱えて悩んでいる人のイラスト(女性)

すぐゲームや漫画に手を出す

このような悩みを持つ親御さんは多いでしょう。
モチベーションとは内発的動機付けと位置付けられ、以下の3つの性質から構成されています。

モチベーション(内発動機付け)=自律性+有能感+関係性

自律性:自己決定
有能感:自身の能力を実感する
関係性:価値を認められた、尊重された

あれやれ これやれと頭ごなしに指示することも、ご褒美をチラつかせることも、外発的動機付けです。
一時的には行動しますが、率先して行動することはなく、モチベーションが持続しないでしょう。

子どもが何をしたいか常に選択肢を提示し(自律性)
数字や目に見える形で結果をフィードバックし(有能感)
その結果・過程・存在に感謝する(関係性)

まとめ

0歳の能力:遺伝子
環境次第で学力や性格が決まる
2~3歳の能力:秩序の敏感期
子供の思考:思考と実験の繰り返し
子供の将来:メンタルが安定する
大人の対応:生活をルーティン化する
3~6歳の能力:感覚の敏感期
子供の思考:手で触れて物の本質を学ぶ
子供の将来:自ら勉強する
大人の対応:公園に連れていく
3~4歳:運動の敏感期
子供の思考:身体の使い方を学ぶ
子供の将来:運動能力が養われる
大人の対応:家事のお手伝いをさせる
4~6歳:言語の敏感期
子供の思考:周りの環境で言語を習得する
子供の将来:読書好きになる
大人の対応:絵本を読ませる
6歳以降の能力:意志力
意志力=やる力×やらない力×望む力

6歳以降の能力:モチベーション
モチベーション(内発動機付け)=自律性+有能感+関係性

いかがだったでしょうか。

『親が持つ能力に関係なく、全ての子供が持っている能力』をテーマに年齢ごとにまとめました。

可愛いからと言っていつまでも幼児のように接していたら、子供はストレスに感じます。
幼児には幼児なりの、小学生には小学生なりの接し方があります。

今子供にどんな力が伸びているのか、そこにアンテナを張って適切な接し方が必要です。
『生まれ持った性質』に親が持つ能力は関係ありません。
全ての子供に備わってる大切な能力です。

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