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頭のいい人が話す前に考えていること

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書籍紹介
試着のイラスト

青い服と白い服、

どっちが良いと思う?

彼女や友人から聞かれた時、あなたはどう答えますか?

拍手をしている人のイラスト

どっちも似合ってるよ

拍手をしている人のイラスト

青い方が似合ってるよ

拍手をしている人のイラスト

どっちが気に入ってるの?

ビジネスにしろプライベートにしろ、人は誰かとコミュニケーションを取らずには生きていけません。
コミュニケーションというと『面白い話し方』や『豊富な話題』に目が行きがちですが、そうではありません。

コミュニケーションとは『ちゃんと考えているか』です。
頭の良い人はちゃんと考えているから、問題なく意思疎通できるのです。

では、頭の良い人は話す前に何を考えているのでしょうか?
どんな会話に対してどんなスタンスなのでしょうか?
どのようにして思考を深めているのでしょうか?

今回ご紹介する本は頭のいい人が話す前に考えていることです。
第1部は知性と信頼をもたらしてくれる会話のスタンス
第2部は思考の深め方です。

冒頭の会話は本書にある一説です。
頭の良い人はどう答えるのでしょうか?

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・コミュニケーションで困ってる
・思考を深めたい
・頭の良い人の会話を真似たい
この記事を書いた人✍️

『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。
最近は育児ネタも投稿してます。

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会話のスタンス

まずは会話のスタンスを7つ紹介します。
会話のテクニックや思考法ではなく、会話をする上でどんなスタンスでいれば良いかです。
頭の良し悪しは会話する前で決まります。

1.反応するな

人間は感情状態によって思考力が左右されます。
イラついてる、怒っている時は思考力が格段に下がります。
常にニュートラルな状態を心掛けましょう。

他人からイラつく発言を浴びたら「そうですね。」と対応せず受け流しましょう。
それでもイラついたら、6秒堪えましょう。
それだけで精神状態はだいぶ落ち着きます。

イラつく発言に対応しない

2.『頭が良い』は他人が決める

当たり前ですが、あなたを『頭が良い』と決めているのは自分ではなく他人です。
東大卒で相手を考えずに発言する人。
高卒で相手について考えて発言する人。

どちらが頭が良いと思うか。
どちらが信頼を得られるか。

対策は徹底的に相手軸で考えること。
それだけです。

相手軸で考える

3.ちゃんと考えてくれる人を信頼する

指揮棒を持った会社員のイラスト(男性)

顧客ファーストで業務に挑みましょう。
ニーズを捉え、臨機応変に対応するのです。

上司が部下にこんな指示をしてたら、その上司は顧客からも部下からも信頼を得られないでしょう。

バットポイント①:賢いふり
顧客ファースト、ニーズ、臨機応変。
それっぽい単語を使ってるだけで、指示としては至極曖昧です。
『賢い人=知識人』の認識があるからでしょう。
正しくは『賢い人=ちゃんと考えてくれる人』です。

バットポイント②:他人のために考えていない
上記の発言は考えているようで、考えていないことが分かります。
これでは顧客からも部下からも信頼を得られません。

『ちゃんと考えてくれる』とは、傾聴するということです。

顧客のニーズとは何か?
なぜそれがニーズとなっているのか?
そのニーズをどこまで取り組めているのか?
何が足りなくて頼っているのか?
知識を披露せず、相手に質問する

4.人と戦うな、課題と戦え

ひろゆき氏の妻・ゆかさん、顔出しでテレビ初出演 夫の意外な素顔告白「手を繋いで予防接種」「イメージよりだいぶカワイイ」 - モデルプレス

それってあなたの感想ですよね。

ひろゆき氏のメディア出演で世間では日夜、論破合戦が繰り広げられています。
これは由々しき事態です。

きのこの山、たけのこの里、どちらの商品を撤廃するか?
このような課題があったとします。

頭が悪い人は売上、売上推移、販売実績、アンケート、食べ応え。
様々な観点から対立意見に対して持論が正しいと論破に必死です。

しかし頭が良い人は対立意見と戦いません。
課題と戦います。
世間の対立構造を逆手に取り商品撤廃を取り止める作戦や、たきのこの山里というダブルで美味しい商品開発に尽力します。

相手の意見に対立せず、課題に向き合う

5.伝わらないのは考えが足りない

告白を成功するために、どうしますか?

好意を感じたら相手の趣味嗜好を把握し、告白する前に数回デートをし、お互いの価値観を確かめ合う。
これは告白の王道ルートでしょう。
その王道ルートをすっ飛ばして、告白のタイミングだけカッコつけてもOKは貰えないでしょう。

それ以外のプライベートでもビジネスでも同じです。
小手先の会話術(告白のタイミング)を磨いても、自分が望む結果にならないことがあるでしょう。
自分が望む結果(告白OK)になるために、試行錯誤の考え(趣味の把握やデート)は必須です。

試行錯誤の考えとは前述した相手軸、質問、課題に向き合うということです。

自分が望む結果のために試行錯誤考える

6.知識は誰かのために使って知性になる

コンサルの世界で、アドバイスするな、意見を言うな、相手の話を聞け。と教えられるそうです。

問題解決のプロはアドバイスしません。
その理由は、相手の悩みは相手にしか解決できないからです。
そして解決に納得するのも相手です。

客観的にも科学的にも自分の知識が正しかったとしても、それで相手の悩みが解決せず納得しなければ、その知識は相手にとって無駄です。

相手が課題解決できるよう働きかけるには、聞き手に回り相手に答えさせれば良いのです。
「そこが分からない」と相手が回答に困った時に、あなたの知識で背中を押せば良いのです。

課題は傾聴して相手に解決させる

7.承認欲求を満たす側の人間になれ

他人を承認する時とは、どんな時でしょうか?
本書では親切にされた時と結果を出した時とされています。

親切にされれば誰だって「この人は良い人」とつい認めたくなってしまうでしょう。
されに東大卒の超大手企業で年収1000万円と知ったら、その人の発言全てを信じてしまいそうですよね。

極端な例ですが、ビジネスで求められる肩書はそこまで大そうじゃなくても良いはずです。
会社推奨の資格を持っている、社内で表彰された、数名の部下を率いるリーダー。
それだけでも十分な肩書と言えるでしょう。

どんな話をするかより、誰が話しているかの方が重要です。

自分に肩書や権威を身に付けろ

思考の深め方

以上の7つが話す前のスタンスでした。
これからは話す時の考え方、思考の深め方です。
頭の良い人の思考回路を3つ紹介します。

1.バカな話し方を辞める

やる気のある会社員のイラスト(男性)

テレビで評論家が、年収を上げるには英語力と会計知識らしい!
今日からTOEICとFPの勉強始めるぞ!

スーツを着た男性のイラスト(疑問に思う顔)

今の業務で英語も会計も使わないけど勉強するの?

やる気のある会社員のイラスト(男性)

グローバル化とか金融リテラシーとか言うじゃないですか!

英語力も会計知識もあるに越した事はありませんし、その行動力も素晴らしいです。
しかしちょっと空回りな努力みたいですよね。

タイトルにある『バカな話し方』とは少量で根拠の薄い情報に依存していることです。
SNSやネットニュースで手早く情報が手に入る代償と言えるでしょう。

「なぜ?」「どうして?」と他人なら簡単にツッコめる話題でも、バイアスのせいで浅い思考になってしまいます。
その対策として2つあります。

対策①:反対意見を調べる
バイアスは自分にとって都合の良い情報しかありません。
そこでバイアスの裏にある反対意見を調べます。
上の例であればTOEICまたはFPを持っていない人の年収です。

対策②:統計データを調べる
客観的資料として政府機関や大学機関の統計データは非常に参考になります。
民間企業のデータは都合の良い母数である可能性が高いので、安易に信じるのは危険です。

反対意見を調べる、統計データを調べる

2.整理できるまで話さない

頭の良い人は、みな情報を整理分解が得意です。
複雑なシステムは整理し、他人への指示は曖昧な言葉を避け段取りを分解しています。
頭が良い=情報の整理分解と言って良いでしょう。

それができれば相手とのコミュニケーションもかなりスムーズになり、簡単に結論から話すことが出来ます。
そして結論から話すとは相手が求めている情報です。
情報が整理分解できていれば難しくないです。
将来の夢の相談に乗る時、小学生と高校生では返す答えは違いますよね。

情報の整理分解に時間を費やす

3.”ちゃんと”聞く

相手の話を『ちゃんと聞きなさい』とは小学生のころからよく言われます。
ではちゃんととは何でしょうか?

  • 相手の目を見て頷く
  • 要所要所で復唱する
  • メモをする
  • 最後に要約する

どれも間違ってはいないですが、どれもどこかで聞いたことがある会話テクニックです。
ちゃんと聞くとは自分が話すことを考えないことです。

もちろん考えるのは相手が何を話しているかです。
要約しようとかアドバイスしようとかは自分がどう話したいかです。
そういったことは考えず、純粋に相手が何を伝えたいのかに集中しましょう。

会話中、自分が話すことを考えない

まとめ

会話のスタンス
1.反応するな
イラつく発言に対応しない

2.『頭が良い』は他人が決める
相手軸で考える

3.ちゃんと考えてくれる人を信頼する
知識を披露せず、相手に質問する

4.人と戦うな、課題と戦え
相手の意見に対立せず、課題に向き合う

5.伝わらないのは考えが足りない
自分が望む結果のために試行錯誤考える

6.知識は誰かのために使って知性になる
課題は傾聴して相手に解決させる

7.承認欲求を満たす側の人間になれ
自分に肩書や権威を身に付けろ

思考の深め方
1.バカな話し方を辞める
反対意見を調べる、統計データを調べる

2.整理できるまで話さない
情報の整理分解に時間を費やす

3.”ちゃんと”聞く
会話中、自分が話すことを考えない

いかがだったでしょうか。

ここまで読んできた方なら、冒頭の2人の会話の答えが分かるでしょう。

試着のイラスト

青い服と白い服、

どっちが良いと思う?

拍手をしている人のイラスト

どっちが気に入ってるの?

課題は傾聴して相手に解決させれば、自分がアドバイスする必要はありません。
というかアドバイスはしてはいけません。
頭の良い人ほど、傾聴や質問にリソースを割きます。

年を取れば誰でもアドバイスしたくなってしまいます。
それをグッと堪えて、まずは本書の会話のスタンスを身に付けることが優先となるでしょう。

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『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。
最近は育児ネタも投稿してます。

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