習い事は何をさせればいい?
勉強をやる気にさせるには?
スマホを何歳から持たせればいい?
このような親の悩みはいつの時代も変わりません。
しかし時代の流れと共に、新たな悩みが増えているのも事実です。
そんな企画から生まれたのが本書『僕が親ならこう育てるね』。
あらゆるメディアで引っ張りだこのひろゆき氏が書かれた1冊です。
様々な子供の悩みに対して、人間が本来持ってる特性を理解しつつ、合理的な意見を述べてくれます。
絶賛子育てに悩んでいる人も、これから子育てに奮闘する人も必読の1冊です。
・子どもには立派に成長してほしい
・大人になってから苦労してほしくない
本書の使い方
本書はひろゆき節 全開です。
よくあるYouTubeの切り抜きを書籍化したような感じです。
しかし以下のようなテクニック(?)が随所に見られます。
- ソースn=1の本人だけの実体験
- 極端にネガティブなデータや感情の引用
- 現実性に欠いた合理性
あくまでも ひろゆき氏の一意見であり、最終ジャッジは親である読者に委ねられていると思います。
全てを鵜吞みにせず、情報を取捨選択するという情報リテラシーまで求められている気がしました(笑)
そんな中でもこれは使えそうだ!と思った内容、冒頭で紹介した以下3つのひろゆき流子育て術をご紹介します!
習い事は何をさせればいい?
勉強をやる気にさせるには?
スマホを何歳から持たせればいい?
ひろゆき流子育て術3選
習い事は何をさせればいい?

英会話、スイミング、ピアノ
東大生の多くが この習い事をしてたから
自分の子供にも習わせよう!
本気でそう思っていたら、大人として ちょっとヤバいです…
そもそも習わせる目的を親が明確にしなければ、子供は『楽しい』以外の理由で100%続きません。
- 外国人の友達と遊べる
- カナヅチの子供が泳げるようになる
- ピアノでコンクールに入賞する
こういった目的を親子で共有しなければ、『ただ続けただけ』になり、時間もお金も無駄になります。
『楽しいから続けたい』と子どもが言えば良いですが、親の理想を子供に押し付けないでください。
子供は親の2周目ではありません。
ですが万人に通ずるこれは習っておけという唯一の習い事があります。
それは格闘技です。
どんな学校でも いじめは存在する。
それは大人であれば誰しも理解しているでしょう。
いじめの理由や原因は数あれど、格闘技経験がある子供がいじめられるケースを見たことあるでしょうか?

下手にちょっかい出したら
こっちが殺られる
クラスメートから そう思われるだけで十分です。
いじめを0にするのは難しいですが、いじめられる可能性は極端に減らせるでしょう。
懸念点があるとすれば、いじめる側になる可能性が高まることです。
そこは親がしっかり教育する必要があるでしょう。
勉強をやる気にさせるには?
子供は周りの人のマネをする
子育て経験がある親からしたら共感の嵐でしょう。
私も親に確認してみましたが、兄やテレビのマネ事をいつもしていました。
あなたにもその経験はありませんか?
試しに親に聞いてみてください。
- 普段から掃除をしない家庭なら、片付けが出来ない子供になる
- 仕事の愚痴が多い家庭なら、悪口を言う子供になる
- 夫婦喧嘩が頻繁にある家庭なら、人を傷付ける子供になる
なって欲しくない子供の姿があるなら、それを家庭でしない事です。
そしてここで使えるのが子供のマネる力です。
子供にやって欲しい事は目の前でやって見せ、やって欲しくないことは家庭でやらない事です。
- 子供の目の前で掃除をする
- 他人を褒める
- 夫婦喧嘩しない
もうお気付きですね?
子供に勉強してほしければ、子供に勉強している姿を見せる事です。
子供が勉強するようになり、親はスキルアップに繋がる。
まさに一石二鳥です。
スマホを何歳から持たせればいい?
インターネットが急速に普及し、1人1台スマホを持ってる時代。
そんな時代に生まれた子供は何歳からスマホを持つべきか?
スマホは何歳からでも
2ちゃんねる創業者らしい回答ですね。
今後10年20年は今と同様、インターネットは当たり前にあるでしょう。
そんな時代の中、インターネットを取り上げる事は
戦国時代で銃や刀を使わず、素手で戦えと言ってるのと同じです。
危険だからと取り上げるのではなく、危険を承知の上で取り扱い方を理解することが重要です。
-
- スマホばかり見る
- ゲームの課金が増える
- SNSの事件に巻き込まれる
こういった問題も孕んでいますが、スマホの本質は生活を豊かにすることです。
早い段階でスマホを渡せば、勉強やビジネスのツールにもなることに気付くのも早いでしょう。
そもそも子供のスマホの使い方は親にも原因はあると思います。
前述しましたが、子供は親を見てマネます。
スマホの使用時間は何時間ですか?
スクリーンタイムを見てください。
3時間を超えていればアウトです。

参考書籍紹介
子供の成長に欠かせないのが自律性・有能感・関係性。
その根幹を支えるのが『非認知能力』。
非認知能力とは何なのか、非認知能力を高めるのは何なのか。
全親必読の1冊でしょう。

まとめ
格闘技でいじめられるリスクを下げる
親が子供に勉強している姿を見せる
生活を豊かにするというスマホの本質を理解すれば、何歳からでも
いかがだったでしょうか。
論破王ひろゆきが教育本を書いたことから、本書は『ひろゆきみたいな子供に育てる本』というイメージがありました。
しかしちゃんと読むと『ひろゆきの考え方を利用して幸せな子供に育てる本』という立ち位置でした。
一般的な人の行動や考え方を理解した上で、その時代に合った合理的な判断を下す。
今回紹介した内容はほんの一部で、学校生活やお金の知識も記載されています。
あなたなら子供をどう育てますか?
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