暖冬の影響で例年以上に暖かいこの頃。
クリスマス直前に、2023年下半期オススメ書籍をさせてください!
私しいたけおが下半期で読んできた本の中で厳選した3冊と、おまけの2冊をご紹介します。
気になった本があれば是非ポチってみてください!
というか紹介した本全て読んでも後悔しないので、全ポチしてください(笑)
正月のお供に最適な本がきっとあります!
実践型クリティカルシンキング 特装版
クリティカルシンキングとロジカルシンキングの違いは何でしょう?
クリティカルシンキング:課題や問いの本質の見極め
ロジカルシンキング:課題や問いに対する本質までの道筋
似た言葉ではありますが、考え方や目的は全く別です。
ロジカルシンキングで如何に素晴らしい道筋を見つけても、クリティカルシンキングで課題の本質を見極めなければ、答えが明後日の方向に行くかもしれません。
クリティカルシンキングはロジカルシンキングの前提にあります。
では本質を見極めるクリティカルシンキングとは何でしょうか?
その本質の見極め方はどうすれば良いでしょうか?
世間ではロジカルシンキングの方が布教している感覚がありますが、今回は実践型クリティカルシンキング 特装版という書籍と共に一緒に勉強していきましょう。
・物事の本質を見極めたい
・仕事で遠回りしたくない
目指すものの定義に曖昧さは厳禁
分解して課題を特定する
実行して、失敗してもPDCAサイクルを回す
いかがだったでしょうか。
『クリティカルシンキング』を聞いたことがあっても具体的に何か分からない。
と言う人には特に参考になったんじゃないでしょうか。
この手の思考技術は一度読んだからと言って、身に付くものではありません。
かと言って一朝一夕で身に付く考え方でもありません。
日頃の会話をより丁寧に説明するだけでも、目指すものの定義の曖昧さを回避できるかもしれません。
筋トレやダイエットと同じで、思考力も日々の積み重ねです。
本当の自由を手に入れるお金の大学
人生100年時代
医療やテクノロジーの発達で、健康寿命が延びた昨今。
今の若者は100歳まで生きれる見通しがあります。
そしてそれは労働時間も延び、老後資金も現代と同じ感覚を持ってはいけないという事です。
ガムシャラに働けば給与が上がるわけでも、潤沢な退職金や年金が貰えるわけでもありません。
だからこそ個人のマネーリテラシーが大切になってくるのです。
そこで今回は数ある金融書籍の中でも本質を分かりやすくまとめた本当の自由を手に入れるお金の大学を解説していきます。
読み易く分かりやすい本書を、さらに要点をまとめてみました。
現代のビジネスパーソンから子供まで必読の一冊です。
・生活に困ってる
・経済的自由を手に入れたい
■まとめ
いかがだったでしょうか。
お金の動きをここまで体系的に分かりやすく表現した本を他に知りません。
お金が好き=守銭奴
という偏見から日本はお金に対してネガティブな印象があります。
しかしお金に余裕がある人は皆お金に向き合っています。
お金があれば必ず幸せとは思いませんが、生活を豊かにするにはお金は必須です。
つまりどんな人でも最低限お金には向き合う必要があります。
その第一歩として本書が手助けになるでしょう。
サクッとわかるビジネス教養 マネジメント
Q. あなたにとってマネジメントとは?
メンバーを管理すること
プロジェクトを成功させること
仕事で成果をあげること
どれも正解でしょう。
管理職についている人であれば、それだけ自分のマネジメント像があるはずです。
今回紹介するサクッとわかるビジネス教養 マネジメントでは、マネジメントを以下のように定義しています。
マネジメントとは”いい感じ”にすること
いい感じとは?
誰が?自分が?相手が?みんなが?
どんな感じ?どういう状態?
きっと「?」が浮かんだでしょう。
私も浮かびました。
しかし先ほどの回答の文頭に持っていくと、意外としっくりきます。
”いい感じに” メンバーを管理する
”いい感じに” プロジェクトを成功させる
”いい感じに” 仕事で成果をあげる
そしてマネジメントには単位と対象が存在します。
対象:時間、タスク、人間関係、心情
今回は単位を自分、チーム。
そして対象を時間、タスクに焦点を当てて解説します。
使用している言葉も難しくなく、専門用語も多くないので誰でも読み易い1冊になっています。
・管理職になったばかり
・管理職になって悩んでる
■まとめ
重点思考・整理整頓・規則正しい生活
熱:メンバーへの共感を得る
理:メンバーの強みを理解しタスクを振る
情:キャプテンとして振る舞う
時間:重要なタスクに集中する
タスク:付加価値を生むタスクに集中する
そしてプレイヤーとマネージャーは求められる業務や視座が全く違います。
プレイヤーの内からマネージャーの勉強が必要でしょう。
おまけの2冊
ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編 Sister編
井上真偽
◆作品紹介◆
史上初! ひとつの事件にふたつの真実
古き良き商店街で起きた不穏な事件。探偵役は四兄弟と三姉妹、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!? 〈Brother編〉〈Sister編〉との「両面読み」がおすすめです!
新感覚のミステリー。怪作。
キャッチコピーにはそんな言葉が付きましたが、その通りでした。
それぞれ別の事件の3話構成。
両主人公が同じ事件を追っているのに、たどり着く真相がそれぞれ全く異なります。
読んだ感想としては、真相が全く異なるというより、それぞれ断片的に事件を解決しているという感じです。
2冊を併読することで1つの事件が露になります。
そして3話すべて読み終わった後、過去の事件の黒幕や伏線がすべて回収されます。
黒幕、伏線回収、別視点の主人公がニアミスで交わる。
こういったストーリーが好きな人には、めちゃくちゃ刺さる2冊です!
どちらから読んでも良いと謳われてますが、断然Sister編から読むことをオススメします!
というよりBrother編の3話を最後に読むことを強くオススメします!
いつか映画化とかされないかなぁ…
まとめ
いかがだったでしょうか。
普段はビジネス書を読むんですが、妻が小説熱に目覚め自分もそれに触発されました。
しばらく小説は読んでなかったので、改めて触れるとやっぱり面白いですね。
小説の良い所は想像の自由度が高い所だと思います。
登場人物や舞台背景を自分が自由に構築できます。
それを呼んだ身近な人と語り合うのも小説の醍醐味ですよね。
皆さんの中で、今年の正月のお供になる1冊が見つかれば幸いです。
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