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サクッとわかるビジネス教養 マネジメント

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書籍紹介

Q. あなたにとってマネジメントとは?

上司に監視される会社員のイラスト(男性)

メンバーを管理すること

頼れる上司のイラスト(男性)

プロジェクトを成功させること

頼れる上司のイラスト(女性)

仕事で成果をあげること

どれも正解でしょう。
管理職についている人であれば、それだけ自分のマネジメント像があるはずです。

今回紹介するサクッとわかるビジネス教養 マネジメントでは、マネジメントを以下のように定義しています。

マネジメントとは”いい感じ”にすること

いい感じとは?
誰が?自分が?相手が?みんなが?
どんな感じ?どういう状態?

きっと「?」が浮かんだでしょう。
私も浮かびました。
しかし先ほどの回答の文頭に持っていくと、意外としっくりきます。

”いい感じに” メンバーを管理する
”いい感じに” プロジェクトを成功させる
”いい感じに” 仕事で成果をあげる

そしてマネジメントには単位と対象が存在します。

単位:自分、チーム
対象:時間、タスク、人間関係、心情

今回は単位を自分、チーム。
そして対象を時間、タスクに焦点を当てて解説します。

使用している言葉も難しくなく、専門用語も多くないので誰でも読み易い1冊になっています。

・管理職を目指してる
・管理職になったばかり
・管理職になって悩んでる
この記事を書いた人✍️

『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。
最近は育児ネタも投稿してます。

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自分をマネジメントする

まず最も小さなマネジメント単位は『自分』です。
自分をマネジメント出来なければ、他もマネジメント出来ないでしょう。

重点思考

会社の資料作成、TOEICの自学習、今日の夕飯作り。

仕事からプライベートまで人は何かのタスクを持っています。
そのリソースの代表は時間とお金ですが、当然そのリソースは限度があります。

好きな動画やSNSも良いですが、限られたリソースの中でタスクを完了させるために、それをやる余裕があるでしょうか?

不必要なことを捨て、重点的にリソースを集中させることはマネジメントの基本です。

整理整頓

重点思考で特定のタスクに集中する前に、何のタスクを選択するか決めなければなりません。
仕事にプライベートに、管理者になれば対応しなければならないタスクは膨大です。

そのために整理整頓が必要です。
いつ、何を、どれから対応しなければならないのか。
もちろんデスク周りの物理的な整理も必要です。
雑多なデスクで的確なマネジメントができるとは思えませんよね?

規則正しい生活

7時に起きる、9時から仕事が始まる、18時に仕事が終わる、23時に寝る

規則正しい生活とはスタートとゴールの時間を明確にすることです。

スタートの時間を決めなければ、やる気が起きるまで始まりませんし
ゴールの時間を決めなければ、ダラダラと続けてしまいます。

10分長く寝てもたいした睡眠になりません。
起き上がるのが辛くなるだけです。
とりあえず起き上がってください。
身支度してれば眠気は冷めます。

仕事終わりも同様です。
キリが悪くても上がりましょう。
むしろキリが悪い方が翌日やることが明確になり良いスタートダッシュが切れます。

規則正しい生活とは時間という最も貴重なリソースを確保するための手段です。

チームをマネジメントする

『集団』を『チーム』に変えるためには熱・理・情が重要です。

熱:メンバーへの共感を得る

目標達成のためのエネルギーで土台。
なぜプロジェクトが生まれたのか、なぜチームが結成されたのか、なぜメンバーがタスクを実行しなければならないのか。
プロジェクトの根幹まで理解し、それを達成するために情熱を持ってメンバーに共感できるゴールを示しましょう。

理:メンバーの強みを理解しタスクを振る

合理的なアプローチでメンバーに接します。
長所、短所、これまでのキャリア、これからのキャリア。
メンバー1人1人をしっかり観察し、適切なタスクを振りましょう。

情:キャプテンとして振る舞う

メンバーの心情に配慮した距離感で声掛けしましょう。
調子が良いのか悪いのか、指示してないタスクも率先してやってくれてるか。
運動部の良きキャプテンをイメージして、メンバーに接しましょう。

時間とタスクをマネジメントする

時間

時間は平等なのにスキルに差が付く理由は何でしょう?

頭の出来でしょうか?
あながち間違っていませんが、原点回帰してその人は幼少期から頭が良かったでしょうか?
きっと勉強に時間を投下して、結果に繋がる時間の使い方を学生の頃からしてきたのでしょう。
その習慣が社会人になっても続いてるだけです。

時間を制する者が人生を制します。
単位に関わらずマネジメントで最も重要なリソースは時間です。

短時間で高い生産性を上げる正体は、時間の使い方です。
誰でも重要度と緊急度のマトリクス表は見たことあるでしょう。

いかに重要度が高いタスクをしているかに注力しましょう。
緊急度が高いだけの作業は誰かに任せるか、ツールを使って効率化を図りましょう。
待ち時間が発生したら本でも読んでください。

タスク

タスクには3種類あります。

付加価値を生むタスク
付加価値とは際限なくクオリティを上げられる作業で、担当者によってその価値は変わります。

製造であれば素材や生産ラインを変えれば、品質は上がるでしょう。
接客や営業でも相手が求めているサービスを提案すれば、より良い価値を提供できます。

工夫次第であなたの仕事はより多くの人を感動させられます。

付加価値を生まないタスク
月報や議事録といった単純作業はポイントを押さえれば誰でも出来ます。
会社やチームによってはフォーマットもあるでしょう。
付加価値を生まない作業に付加価値を付ける努力は無駄です。

無駄なタスク
ゴールが曖昧なミーティング、フォントや色など資料の細かすぎる修正、何重もの人によるチェック。
勇気をもってチームから無駄なタスクを撲滅しましょう。

面白いことに、3種類のタスクと先ほどのマトリクス表はリンクします。

参考書籍紹介

サクッとわかる ビジネス教養 問題解決
齋藤 顯一

マネジメントとはあまり関係ありませんが、サクッとわかるシリーズに問題解決があります。
多くの著者、出版社が取り上げるテーマを、どう分かりやすく説明するのか注目です。

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まとめ

マネジメントとは”いい感じ”にすること
自分をマネジメントする
重点思考・整理整頓・規則正しい生活
チームをマネジメントする
熱:メンバーへの共感を得る
理:メンバーの強みを理解しタスクを振る
情:キャプテンとして振る舞う
時間とタスクをマネジメントする
時間:重要なタスクに集中する
タスク:付加価値を生むタスクに集中する
いかがだったでしょうか。
『マネジメント』と聞くと3,40代中堅サラリーマンに求められる能力かと思われますが、若いうちから求められる力がほとんどでした。
多くの会社はプレイヤーとして実績を積んだ後、マネージャーへ昇進するでしょう。
そしてプレイヤーとマネージャーは求められる業務や視座が全く違います。
プレイヤーの内からマネージャーの勉強が必要でしょう。
今回紹介した本は小難しいマネジメント論を抜きに、分かりやすさ特化のプレイヤー向けの書籍となっています。
この記事を書いた人✍️

『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。
最近は育児ネタも投稿してます。

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