「あなたは人と、どんなシチュエーションで会話しますか?」
会話は毎日当たり前にしているようで、ビジネスでもプライベートでも
他愛もないものから、人生を左右する局面まで多岐にわたります。
ビジネスの主な会話
・初対面の自己紹介
・上司への報連相
・客先への進捗報告
・懇親会
プライベートの主な会話
・友人への仕事の説明
・恋人との将来の話
・家族との真剣な話
・雑談
つまり会話を制する者は、人生を制すると言っても過言ではありません。
生きていく上で人との会話は避けられないので、少なくとも人生の難易度を下げられることは間違いないです。
では会話の極意とは何なのか。
どうすればあらゆるコミュニケーションが円滑になるか。
それを解決するには、話し方の3原則を押さえるだけで十分です!
早速それをご紹介します。
・会話で相手に好印象を持たせたい
・会話下手でコミュニケーションを改善したい
話し方の3原則
自分への関心が1番
みんなで撮った集合写真。
あなたは1番最初にどこに視線が行きますか?
自分の顔ではないでしょうか?
それだけ人というのは無意識に自分に関心が向いています。
つまり会話でも相手を主役にする事、関心を持っている事を意識すれば
相手の好感度はグッと高くなるでしょう。
巷で有名な『聞き役に徹しましょう』とは、この事です。
承認欲求を刺激する
『人は承認欲求の奴隷である』
アドラー心理学の『嫌われる勇気』で取り上げられた、有名な言葉です。
どんな賢者や哲学者でも、承認欲求を0にする事は出来ません。
ましてや一般人の我々なら尚の事です。
特に生活に困らない程度のお金や資源が確保された現代では、『存在』に対する承認欲求が高まっていると言われています。
チームに居場所を感じる、恋人に求められている、いつでも連絡が取れる友人がいるetc…
そこを付けば相手を懐柔する相手が気持ちよく会話できる事、間違いなしでしょう。
自分への理解者に好意を持つ
あなたがこのように言ったとします。
前通ってたジムにもう1回、行こうと思うんだよね
いいじゃん!良い汗かいてきな
また始めんの?続かないんだから辞めときな
どちらの意見に耳を傾けたいでしょうか?
人は自分を理解、賛同、指示して応援してくれる人に好意を持ちます。
『私はあなたの事を理解しています』
と言った意味を含めれば、特に好意を示します。
会話の中で積極的に「やっぱり」という前置詞を置けば、その効果を遺憾なく発揮できます。
まとめ
・自分への関心が1番
・承認欲求を刺激する
・自分への理解者に好意を持つ
いかがだったでしょうか。
コミュニケーションにおいて様々な書籍でも紹介されている不朽のテクニックを再確認する本となっています。
最後にこの本が伝えたかったことは話し方とは考え方であるという事です。
今話している相手は、あなたにとってどんな人物か
どんな距離感でいて欲しいか
困ったときに助けるし、助けたいと思うか
共に幸せを喜び、共に不幸を悲しめるか
相手の立場を考えた上で、自分はどう発言するか。
話し方のテクニックを向上させるという事は、今の考え方を変えるという事です。
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