Q. 家は賃貸派?分譲派?
永遠に語り継がれる2極化論争の1つ。
あなたはどっち派ですか?
『新築』という条件を加えた時、何と賃貸:分譲=51:49でした。
状況によって好きなグレードの家に住める賃貸、ローン完済で資産になり得る分譲
どちらの派閥に入るかは勝手ですが、今回紹介する『金持ち父さん貧乏父さん』では住宅ローンは負債であると切り捨てています。
なぜ住宅ローンが負債なのか、金持ちに必要な知識は何なのか、お金とはどのように動いているのか。
学校では教えてくれないお金の真実がこの1冊にまとめられています。
・無駄な買い物かを見極める力が欲しい
・世界のお金の流れを知りたい
資産と負債を見極める
冒頭にあった住宅ローンが負債であることを解説します。
3000万円の戸建てを30年ローンで購入した場合と、家賃10万円を30年借りた場合で比較してみました。
172万円賃貸の方が安い結果になりました。
さらにローンを完済しても固定資産税と修繕費と火災保険で戸建ては2,2万円/月を払い続けなければなりません。
賃貸と比べて少額ではありますが、所有してるだけで賃料は発生しています。
はたして戸建ては資産でしょうか…?
172万円の差額と2,2万円/月を上回る戸建て賃貸料が見込めれば良いのですが…
では改めて、資産と負債の定義を見直しましょう。
本書では以下のように定義されています。
資産とは財布にお金が入り続けるモノ
負債とは財布からお金が逃げていくモノ
収入になる不動産=住宅ローンと考えがちですが、はたして本当にイコールでしょうか…?
必要な知識
資産と負債の違いを知ったところで、次に金持ちになるために必要な知識を紹介します。
結論から言うと、金持ちになるためにはお金の勉強をすることです。
以前にも『バビロン大富豪の教え』でもあった通り、お金の勉強をするからお金持ちになると言っても過言ではありません。
マネーリテラシー、ファイナンシャルIQを高めろと本書では書かれていますが、会計士やファイナンシャルプランナーのようなお金の専門家レベルまでは必要ないでしょう。
まずは以下の内容を実践することから始めてみましょう。
- 家計簿をつけて自分のお金の流れを把握する
- 給与明細で税金の何が引かれてるかを知る
- YouTubeでお金の動画を視聴する
知識を蓄えれば、選択肢を増えます。
特に必須の知識がセールスとマーケティングとありました。
ここは自分もまだ見解が浅いので、本を読んで近々ブログにあげます!
ESBI
『ESBI』という言葉をご存じでしょうか?
『キャッシュフロークワドラント』とも言われています。
普段から勉強している人であれば、あれか!となるでしょう。
下の表をご覧ください。
先ほど資産の中に『働かなくても収入になるビジネス』とありましたが、それは上の表の右側の人たちです。
なので皆さん、ビジネスオーナーか投資家になりましょう!
とは言っても簡単にはなれませんよね…
様々な本解説チャンネルで右側に行きましょう!と解説されてますが、その解説通りに行動した人は1万人に1人いるかいないか程度でしょう。
というか解説してる本人も右側に行ってないと思います。
本人の知識、行動力、周囲の環境が充分に満たしていないと、ビジネスオーナーも投資家も、なったところで失敗は目に見えています。
では本書から何が学べるか。
それはお金の流れと、その分野で活躍する努力が必要であると解釈しました。
日本に限らず、世界のお金の流れはキャッシュフロークワドラントに従って、ビジネスオーナーと投資家のために、従業員と自営業者は働きます。
他人のために働くなんて…!
そう思う人は是非ビジネスオーナーか投資家を目指してください。
でも簡単にはなれず、生涯を従業員で過ごす人が大半です。
どうせ動けないなら、その分野で最大限活躍しましょう!
従業員なら従業員として、自営業者なら自営業者として、目一杯働きましょう!
従業員として活躍し続ければ、社員から頼られ昇進の道だって見えてきます。
周りから信頼され給与も上がれば充足感が高まる事は想像に難くないです。
自営業として活躍し続ければ、自分のやりたいことを追求し続けれます。
安定した給与さえ到達できれば自由な時間に自分の好きな仕事が出来ます。
金持ちに幸せな人は多いですが、幸せな人が必ずしも金持ちとは限りません。
本書の根底を覆す解釈ではありますが、各分野の頂点に立れば十分カッコいいと思います。
参考書籍紹介
『バビロン大富豪の教え』『金持ち父さん貧乏父さん』に続く、令和最初のお金の本の決定版。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う。
単純すぎるお金の用途を無駄なく回すための1冊。
まとめ
資産とは財布にお金が入り続けるモノ
負債とは財布からお金が逃げていくモノ
セールスとマーケティングを勉強する
お金の流れと、その分野で活躍する努力が必要
今回はお金の捉え方、考え方、向き合い方にフォーカスされた1冊だと考えています。
そこに1万円以上の価値を見出せば、その商品は安くもなるし高くもなります。
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