皆さんはYouTubeでどんな動画を見てるでしょうか?
音楽?
ゲーム実況?
芸能人チェンネル?
このブログを見てる人なら勉強や自己研鑽にクソマジメな人でしょう。
そんなプライベートでも意識高い系の皆さんのために、今回は【見るだけで学びがある】オススメYouTubeチャンネル3選をご紹介します。
選考基準はとにかく面白く学びのある動画です。
百聞は一見に如かず。
動画を貼ってるので、とりあえず視聴してみてください。
・YouTubeでも学びが欲しい
・楽しく何かを学びたい
ミストちゃんねる
チャンネル概要
科学的に寿命を延ばすには?
人間と動物の子供は生まれるのか?
う〇こ、おし〇こを食べるとどうなるか?
身近な疑問や、かなり攻めたテーマを科学的に解説してくれる動画です。
化学と生物学がメインですが、全く分からない文系や小学生でも理解できる解説になってます。
画像センスやアニメーションが秀逸で動画のクオリティがとにかく高いです。
さらに不祥事を起こした芸能人ネタがちょくちょく出てきます。
(テーマ的にもネタ的にも攻めてます)
そして取り扱うテーマは身近な科学だけでなく、戦争にも触れています。
ニュースでよく見る緩慢な話ではなく、核爆弾や毒ガスなどの戦争で使う武器の恐ろしさを科学的に解説してくれます。
さらにテレビでは表現できない難しい世界情勢をコミカルで分かりやすく説明しています。
13分の動画で小難しいウクライナ情勢と世界の動きが分かります。
ニュースに疎い人も聡い人も必聴の動画です。
オススメ動画
動画解説
世界各国を1つの教室に見立ててています。
喧嘩最強のロシアと、その側近のウクライナ。
喧嘩チームNATOの番長アメリカ。
ちなみに日本はアメリカのパシリです(笑)
バチバチに睨み合ってるロシアとアメリカ。
しかしNATOが大人気になり、各国がチームNATOに入ります。
肩身が狭くなりつつあるロシア達にウクライナが一言。
「おれもNATOに入りたい…」
胸ぐらを掴んだだけの脅しかと思われましたが、ガチで殴ってきたロシアにウクライナがNATOに助けを求めます。
NATOに入りたいと言ったウクライナにアメリカを筆頭としたNATOは「やめろ」と言いますが誰も助けません。
その理由はシンプルにロシアが強いから。
おまけにポケットには一撃必殺の核というナイフを忍ばせてます。
本当の学校であれば先生や警察が守ってくれますが、この教室(世界)に先生も警察もいません。
そんな喧嘩最強のロシアに、NATOが身体を張って止めに入ったら。
それは第三次世界大戦を意味します。
NATOも核を持っているので、核の打ち合いは避けられません。
だからこそ、ロシアのウクライナ侵攻を誰も止められないのです。
その状況を教室の後ろから不敵な笑みで静観してるのが裏番、中国です。
早く暴れたくてうずうずしてます。
そこで日本はどうでしょう?
日本は中国、ロシアと席が隣です。
喧嘩最強と裏番が隣の席で何もされない保証はありません。
アメリカ番長の後ろ盾があっても、安全は保障されてるでしょうか?
ウクライナの被害を見ても、まだそれが言えますか?
世界の秩序が変わろうとしている世界で、日本はどうすれば良いか。
具体的な解答は無いものの、他人ごとではなくウクライナ情勢を見守りましょう。
Fラン大学就職チャンネル
チャンネル概要
いらすとやと無料音声を用いた、寸劇形式の動画。
キャリアコンサルタントの肩書から、主にFラン学生に向けた歯に衣着せぬ鋭い物言いが特徴。
さらに証券会社経験から、個人資産や投資といったお金の勉強に関わる動画もあります。
このチャンネルの最大の魅力は投稿者の発想力です。
題材やワードセンスの面白さはさることながら、就活や金融のテーマをブラさない仮想ストーリーが特に面白いです。
世界観のつくりこみやキャラクターの心情がしっかり作りこまれてます。
その中でも激推しの動画はこちらです。
オススメ動画
動画解説
舞台はとある小学校。
そこの校則は『生徒の自主性を尊重する』というもの。
それは生徒自身が校則を作ってしまうほど。
校内の無秩序な行動が目に余った事態を鑑みた6年生5クラスの委員長が集まる場で大富豪で勝った委員長のクラスが学校施設(サッカーゴールや掲示板等)を優先的に使用できるという校則が立てられました。
しかし、ただ小学生が大富豪をして学校施設を取り合う物語ではありません。
- 自身の手札を有利にするための裏工作
- 多数派を作った共闘
- 巨大勢力に打ち勝つ下剋上
- 強者が大勢の弱者を利用した政治的支配
- 自分の都合が良いルールを作るための勢力争い
『大富豪』という誰でも知ってるゲームに勝つ。
ただそれだけのためだけに数多くの行動と知略が絡み合います。
クラスと言う名の国が頂点に立つための駆け引きは、現実世界にもリンクしている箇所は多くあります。
その中でも特に印象深かったセリフを紹介します。
勝負や競争はそこに至るまでの積み重ねで大勢が決している。
その過程を認識できない愚か者が、勝負の瞬間”だけ”は頑張ろうとする。
なぜ勝負に至る”まで”を頑張らないのか。
この動画を抽象化した言葉であり、この世の心理とも思えます。
特定の主人公がいない分、展開や勝敗が分からないのも面白いポイントです。
ぴよぴーよ速報
チャンネル概要
現代人を歴史的偉人が論破しまくるアニメ。
こちらも、いらすとやと無料音声を用いた、寸劇形式の動画です。
世界史や科学の授業で聞き覚えがあるけど、どんな功績を挙げたのか。
どんな事を考えていたのか。
人間関係、仕事、勉強、世の中の常識。
このチャンネルでは学校では教えてくれない現代の問題を偉人が哲学を持って解決してくれます。
オススメ動画
動画解説
ある中学生がゲーム実況を始めてみましたが、それを先生に辞めるよう注意されました。
先生の言い分としては『常識的に考えて中学生がゲーム実況はおかしいから辞めなさい』とのこと。
ゲーム実況に限らず、誰しも似たようなことは親や先生から言われた経験がありますよね。
そこにフラッとデカルトが職員室に登場します。
デカルトは先生に『なぜ中学生がゲーム実況してはいけないのか?』『それはどこの常識か?』『なぜ義務教育中だとダメなのか?』と問いかけます。
そこでデカルトは学問に携わる者として、あらゆる疑問に対して説明できる準備をしなくてはならないと語ります。
疑問によって不確かな説を排除する事こそが『真実』を求める学問の根源的行いであり、疑問に対して『常識』で説明責任を放棄してはいけないと言います。
さらに自分の中の固定観念を疑うと、様々な常識が真実である保証は無く、いい加減なものであると続けます。
同じ時代であっても国によって常識は異なり、同じ国であっても時代が異なれば常識は異なります。
それは歴史がはっきりと証明してます。
(お見合い結婚が当たり前だった日本や、挨拶で握手やハグをするアメリカ)
故に今の常識が、いつかは不確かなものになります。
しかし時代や地域が異なっても変わらない真実が『学問』であると語ります。
そして学問は常識を排除した先にあり、常識を植え付ける先生は学問の行いの真逆の行為であると論破します。
人間の誤りの主な原因は、幼少期の先入観から生まれる
~デカルト~
選択肢が多い現代で何かに挑戦する時、常識が邪魔になることが大いにあります。
それを振り払う動画でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
学び×娯楽というYouTubeだから実現できるコンテンツではないでしょうか?
ちなみに今回紹介したチャンネルで、チャンネル主の頭の良さも伺えました。
良い大学を出た、良い企業に就職した、たくさん本を読んでる。
そういった学力的な頭の良さはさることながら
テーマ決定、ストーリー構成、万人に刺さるボキャブラリー、ギャグの挟み込み。
それら人を引き付ける発想力に富んだ人こそ『おもしろい人』何だと思いました。
コメント