『雑談』と聞いてどう思いますか?
仕事中、何話せば良いか分からない
雑談が始まっても長続きしない
そもそも自分から切り出せない
雑談に対して苦手意識を持っている人は多いと思います。
では以下のようなシチュエーションはどうでしょう?
- 学生時代の友人との飲み会
- 家族との会話
- 顧客から自分が担当している仕事の質問
気心の知れた友人家族との会話に困ることは無いでしょう。
仕事上のコミュニケーションも、自分が担当している内容なら質疑応答に困らないはずです。
しかし雑談となったら難しい。
それはそのはず。
雑談とは普通の会話は違うからです。
雑談が苦手≠普通の会話も苦手
雑談に自信がないからと言って、あらゆる状況の会話が苦手という訳ではないはずです。
(もしそうなら別の問題です)
では会話力ではなく、雑談力とは何でしょうか?
雑談力強化の3ポイントを提示します!
・雑談が長続きしない
・雑談を自分から切り出せない
雑談の話し方
そもそも雑談のテーマは何でもいいです。
- 天気
- 休日の過ごし方
- 趣味
- 学生時代
- 将来
ただしそこに必ずしも『正確な情報』は必要ありません。
正確であるに越した事はありませんが、それ以上に『気持ち』が重要です。
最近暑いですね~
今日の最高気温37℃で、今年最高気温らしいですよ。
最近暑いですね~
ホントですね~
出勤するたびに汗が滝のように流れます!
上記の2人、どちらが次の雑談に繋げられそうか、一目瞭然ですね。
これが『情報』を伝えたか、『気持ち』を伝えたかの違いです。
さらに上級テクニックとして『誇張表現』があります。
今回で言う『汗が滝のように流れる』です。
雑談という状況を理解し、正確な情報は不要だと判断できれば引き出せます。
そもそも引き出しに誇張表現のストックが無ければ、芸人の漫才からパクりましょう。
雑談で使えるフォーマット
雑談に使えるフォーマット(型)と言うものが存在します。
過去・現在・未来の時間軸で質問することです。
先週〇〇のライブ行ったんですよ!
聞いたことあります!
昔から好きなんですか?(過去)
1年位前からです!
割と最近ですね!
今もライブDVDとか見てるんですか?(現在)
DVDとかはまだ買う勇気なくて…(笑)
高いですもんね(笑)
次のライブも応募するんですか?(未来)
はい!
当たったら行ってきます!
相手の返しが『情報』だけだったとしても、過去・現在・未来の質問で3ターンは稼げます。
またこのフォーマットに当てはめれば、自分に興味がない分野でも雑談が続きます。
さらにこの3ターンの中で別の会話のテーマも拾える おまけ付きです。
- 1年位前から → それまでは何が好きだった?
- DVDは買えない → 何にお金を使う?
- 当たったら行く → 外れたら何して過ごす?
雑談の始め方
雑談の話し方や、フォーマットはお伝えしましたが、雑談が苦手な人は雑談の始め方が分かりません。
前述したテクニックは相手から切り出してくれましたが、必ずしも相手が切り出してくれるとは限りません。
そこで自分から雑談の始め方はいつなのか。
答えはいつでもいいです。
自分から相手に話しかけたという実績が重要なのです。
あなたも相手から話しかけられて悪い気はしないはずです。
それは当然相手も同じです。
情報ではなく気持ちを話す
過去・現在・未来の時間軸で質問する
このテクニックに雑談のテーマも、自分の興味も不要です。
必要なのはあなたの勇気です。
参考書籍紹介
雑談力
五百田 達成
雑談7つルールから初対面編、職場編と様々なシチュエーションの雑談対策が書かれた一冊。
雑談シミュレーションもあるので、よりイメージが湧きます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
たかが雑談。
仕事に関係なし。
それを許されるのはスーパー成果を出すビジネスマンだけです。
しかしそういう人に限って不愛想でチームの輪を不快にさせるため煙たがられます。
というかスーパー成果を出すビジネスマンこそ、雑談力に優れてます。
それは『雑談力』が仕事に有用だと考えてるからでしょう。
彼らが雑談力を有用と判断し駆使しているなら、凡人の我々はなおさら雑談力を向上させなければなりません。
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