新卒の皆さん、入社おめでとうございます！
多くの新卒の方は期待と不安とワクワクとドキドキで胸が一杯でしょう。
もちろん私もその1人でした。
しかし気付けば30代で、いつの間にか『新卒〇年目』とは言わなくなりました。
大学生の期間より社会人の期間が長いと、色々と社会人としての立ち回り方を覚えてきました。
そこで今回は新入社員に伝えたいこと5選を紹介します。
『挨拶をしましょう』『メモを取りましょう』なんてことは言いません。
人事も研修担当も社長も立場上言ってくれない真実をお伝えします。
・新卒から同じ事で怒られる人
・新卒の真実を知りたい
報連相のホントの使い方
報連相は業界・世代問わず社会人の必須スキルといって過言ではないでしょう。
ミスやトラブルに限らず、作業報告、良かったこと悪かったこと…
ですが残念なことに多くの社会人は報連相の一部しか使えていません。
トラブルが発生しました…
今日の作業報告です。
あの資料完成しました！
簡易的なセリフではありますが、多くの社会人は上記のように『報告』しかしていません。
トラブルが発生したから何をするんですか？
今日の作業報告から明日は何をするんですか？
資料が完成したから次は何をするんですか？
もちろんイジワルな上司でない限りそんなことを言ってきません。
しかし上司が指示をする前に自分から、報告した内容の結果となった現状を伝え、そこから提案する必要があります。
つまり報連相とは以下のことです。
報告：過去の事象
連絡：現在の事象
相談：未来の事象
これからは報連相は時間軸で伝えてください。
連絡：現在の事象
相談：未来の事象
新卒採用の意図と目的を知る
そもそもなぜ企業は中途採用ではなく、新卒採用をしているのでしょうか？
中途採用であれば研修にリソースを割かず、即戦力即リーダーにもなり得ます。
にもかかわらず、なぜ新卒採用なのか？
理由は単純で会社にとって都合がいいからです。
何百人と新卒を見てきましたが、新卒には以下の特徴があります。
- 会社に対して妄信的
苦労して自己分析と企業研究を重ねて、何度も面接を繰り返して、ようやく掴んだ内定。
就活生としては自分の存在が認められ、努力が報われた結果でしょう。
どこに内定を得ようと、新卒は会社が好きになってしまいます。
ネットで言われる過剰な表現を使えば宗教です。
_ - 先輩上司の言う事を聞きやすい
妄信的な新卒が入れば、会社の方針には従いやすいです。
会社の方針に従えば、当然先輩や上司の言う事も聞き入れやすいです。
そしてそれは先輩たちからしたら非常に気持ちいです。
あなたも学生時代に先輩と言う立場で、何でも言う事を聞く後輩がいれば気持ちかったはずです。
_ - 単価が安く残業を惜しまない
当たり前ですが新卒の単価は安いです。
その会社で最も安い単価の社員といって過言ではないでしょう。
その上新卒は会社大好きなので、進んで残業するケースも珍しくありません。
企業にとってこれほどコスパの良い社員は他にいないでしょう。
個人の価値観、時代ごとの働き方、社風によって該当しない場合もあるでしょう。
しかしそれでも、いつの時代も上記の特徴を満たす新卒は多いです。
新卒の立場を利用する
前述した通り新卒は会社にとって都合のいい存在です。
それと同時に先輩上司は新卒を可愛がります。
なので新卒の皆さんは全力で可愛がられにいってください！
しかし先輩全員にやると必ず疲れてしまいます。
そこで可愛がられる対象を絞るのです。
あなたの給料を上げてくれる上司に可愛がれてください。
あなたの昇進や昇給を決めるのは、あなた自身ではありません。
上司です。
その上司に嫌われたらあなたの会社での立ち位置は苦しくなります。
どんなに優秀な上司や会社でも、必ず評価に感情は入ります。
誰に決定権があり、その人とどう接するか。
社会人とはそういう生き物です。
転職を視野に入れろ
次に新卒入社した皆さんにお伝えしたいことは転職を視野に入れろです。
どんなに大企業や好待遇の企業に入社しても、転職を視野に入れましょう。
1つの企業に固執することは危険です。
大企業でもリストラや人員カットはよく聞きます。
理想としたキャリアアップが、その企業で必ずしも達成するとは限りません。
時代の変化で経営難に陥った時、給料は頭打ちになります。
2020年のコロナを誰が予想できましたか？
それをきっかけに働き方が大きく変化したことを誰が予想できましたか？
あなたの会社の10年後は予想できますか？
あなたのキャリアの10年後は予想できますか？
今の会社でスキルを身に付けつつ、実力が身に付けば次の会社へ転職。
これが理想のキャリアです。
今すぐ転職しろ ではありません。
変化に対応するために、実力を付けるために、転職を視野を入れろという事です。
社会人でも青春は続く
社会人は時間が無い
職場と自宅の往復で出会いが無い
人生の青春は学生まで
そんなウソを言い出したのは誰ですか？
『社会人に時間が無い』はウソ
明らかなブラック企業でない限り週休2日で休みは確保されます。
むしろ休みない企業を見つける方が難しいです。
確かに新卒の内で資格取得がマストの企業も珍しくありません。
急激な環境の変化と資格勉強で時間が無くなるのは事実でしょう。
ですがそれは最初の1,2年だけです。
仕事に慣れ、資格取得した時。
つまり会社からの要求を達成した時、あなたは一人前の社会人です。
その時には自然と時間の使い方を覚えるでしょう。
『職場と自宅の往復で出会いが無い』はウソ
まさかとは思いますが、いつかドラマチックな出会いが起きると思っていませんか？
自分から行動しないと何も結果を生まないのは、大学時代に気付いたはずです。
当然それは社会人になっても同じです。
恋人が欲しければマッチングアプリを始めましょう。
心配しなくても身バレするほどあなたは有名じゃないので、気にせず顔をアップしましょう。
新しい友人が欲しければイベントに参加しましょう。
趣味が合う人同士であれば会話は困りません。
特にアルコールが入る酒の場は、交友関係が深まりやすいです。
『人生の青春は学生まで』はウソ
時間に余裕ができ、お金もそこそこある。
さらに自分の行動次第で出会いは数知れず。
それが社会人です。
学生の青春は馴染みの友人と飲んで、遊んで、旅行に行く程度でしょう。
しかし社会人になれば遊びの幅も出会いの幅も無限大です。
青春が学生で終わるわけがありません。
さらに望む人にとっては結婚、出産、育児というビッグイベントも控えてます。
社会人になっても青春は続く
まとめ
報告：過去の事象
連絡：現在の事象
相談：未来の事象
新卒は会社にとって都合がいい存在である
あなたの給料を上げてくれる上司に可愛がられろ
変化に対応するために、実力を付けるために、転職を視野を入れろ
社会人は時間もお金も出会いもある
社会人になっても青春は続く
いかがだったでしょうか。
会社の人間であれば立場上言えないことも、無関係の私の立場だからこそ言えることをお伝えしました。
学生と社会人はまるっきり別の世界で生きる存在です。
求められる成果も、周りからの期待も今までと異なります。
しかし唯一変わらないことがあります。
それは勉強しなくてはならないことです。
社会人でも勉強は必要です。
勉強をしないと、考えて動かないと、試行錯誤しないと、社会で生きていくのは困難です。
問題が曖昧で、模範解答も無く、模範解答だと思ってた事も誰かの都合で簡単に変わります。
全然本を読んでない
社会人になってようやく勉強しなくてすむ
もしそう思ってるなら考えを改めてください。
自ら負け組コースを突っ走ることになります。
何でもいいので今日の帰り、自分の興味のあるビジネス書を1冊買って帰ってください。
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