
新商品の企画をしています

新システムの業務フローを作ってます

人事評価制度を検討しています
ではその仕事は「何のために」していますか?
会社のため?
顧客のため?
社会貢献のため?
上司に納得してもらうため?
目的を見失うといくら成果物のクオリティが良くても、それを受け取った側からしたら

そうじゃないんだよなぁ~
となります。
今回は無駄な工数を割くため、目的を見失わないため、目的ドリブンの思考法をご紹介します。
思考法と言えど特殊な思考ステップは一切ありません!
この本の主張はたった1つです。
・作業で遠回りをすることが多い
・仕事の『目的』を見失っている
仕事の目的は
この本の結論から申し上げましょう。
仕事で重要な事は『何を』やっているかではなく、『何のために』やっているかです。
先ほどの例の新商品企画は良い例でしょう。
『何のために』新商品を企画しているかで、成果物は大きく変わってきます。
- 会社のため → 会社の主力商品の類似した商品
- 顧客のため → 顧客のニーズに沿った商品
- 社会貢献のため → 市場の需要を満たす商品
- 上司のため → 上司が納得する商品
目的はいわば、その仕事が目指す価値そのものです。
ここで最初の質問に戻ります。
今あなたは仕事で「何を」していますか?
これは仕事の『目標』を聞いていて、『目的』ではありません。
目標は目的の前段にあり、手段の先にあります。
↓詳しくは以下の図の通りです↓
目的達成=成果の創出
参考書籍紹介
イシューからはじめよ
安宅和人
目的ドリブンの思考法の中で非常に興味深い1文がありました。
「仕事にあたって最初に考えるべきは「イシュー」でもなければ「仮説」でもない。目的から始めよ」
イシューからはじめよと目的ドリブンの思考法。
両者の主張の違いは何でしょうか?

まとめ
いかがだったでしょうか。
ページ数こそ多く読みづらさはあるものの、著者の主張は一貫して目的を明確化、共有することでした。
目的さえ見失わなければ、余計な遠回りをすることはありません。
さらに新たな仕事のやりがいを見つけるきっかけにもなるかもしれません。
社歴・業界問わず全ビジネスマン必読の一冊です。
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