自分は何者か?
30歳を節目にふと自分の現在地を知りたくなりました。
そこで今回は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』でストレングス・ファインダーをやってみました。
ギャロップ社が40年に渡って20ヵ国以上の国と地域で1000万人以上を対象としてきたテストです。
つまり世界一信憑性のある自己分析と言って過言じゃないでしょう。
1800円(中古価格550円)で世界一のテストが受けられるなら、安いと思いませんか?
今回は自己紹介がてら、34ある資質の中から、私しいたけおの5つの資質をご紹介します。
『こんな資質があるんだ~』程度にご覧いただければ幸いです。
・自分の強み弱みを知りたい
・就活・転職で自己分析に悩んでる
ストレングス・ファインダーとは
早い話が自己分析です。
本書では強みを以下の方程式で定義しています。
才能×投資=強み
才能:頻繁に繰り返す思考
投資:知識を身に付ける時間
強み:完璧に近い成果を生み出す力
自我 Significance
自分を重要な存在として認めさせたいという影響力を発揮する資質
◆解説◆
自我が高い人の特徴として、周囲の人の承認を必要とします。
周囲の人から感謝されたり、賞賛されたりすると、心が満たされモチベーションが上がります。
承認欲求が高いのではなく、承認を得るために何か行動をしています。
前に出てスポットライトを浴び、自分を表現することに純粋に喜びを感じるタイプです。
何らかの形で、相手に自分を重要な存在だと認めさせたいので、それが様々な思考や振る舞いとして出てきます。
例えば、単純に人の役に立つことをするということです。
人の役に立ち、感謝されることで心が満たされ、また役に立とうと思えます。
人の役に立つ ⇆ 感謝される
このサイクルが噛み合えば「自我」のバルコニー(強み)です。
自己表現と承認が得られる場所を探す
目標志向 Focus
目標を定めたら、そこに向けて一直線に突き進む資質
目標志向が高い人の特徴として、今やるべきこと、向かっている方向が選択と集中できていることを重視します。
「これを実現しよう!」「こうなりたい!」と目標が定まると、俄然やる気がアップして集中力が高まります。
そして、目標達成の時点から現在地まで逆算し、途中途中に中途目標(マイルストン)を置いて、計画的に様々なことを実行し、着実に目標を達成します。
中途目標も含めて目標と現在地の距離を測るには、客観的な指標が必要となります。
なので目標を定める際は、日付とともに具体的な数値指標があるとより集中できます。
また今やっていることの目的を明確にして進めていることが多いため、余程のことが無い限り目標変更はありません。
目的達成のため定量目標を導入する
未来志向 futuristic
文字通り“未来”をイメージする資質
未来志向の特徴として、数年後の比較的近い未来をイメージする人もいれば、何十年先をイメージする人もいます。
場合によっては、自分の死後の世界をイメージする人もいます。
「未来志向」で思い描く未来は、基本的にはポジティブでワクワクするような未来です。
自分の描いた未来をどう実現するかで今を見ています。
言ってみれば、未来に引っ張られるような生き方のイメージです。
またビジョンは描きつつもそれを具体化し形にすることが苦手な傾向があります。
いつまで経っても「こうなるといいなぁ」で留まってしまい、周囲の人から自分のビジョンを単なる妄想として受け取られてしまうかもしれません。
本や体験から知識を蓄え、具体的な未来をイメージする
活発性 Activator
行動に躊躇がなく、スピード感のある資質
「活発性」の思考を一言で表現すると「やってみないとわからない」です。
そもそも「失敗」という概念があまりありません。
少なくとも、「うまくいかないことがあってもあたり前」という感覚です。
だからこそ、まずやってみることを選択し
うまくいかなければまた別のやり方でやればいいという感覚です。
また比較的物言いが率直です。
逆を言えば物言いが率直な人は、率直に言って欲しい人でもあります。
重大な行動や決断の前に他人に相談する
最上志向 Maximizer
何事に対してもより良くより良くと、上を目指し向上させる資質
「最上志向」を持つ人は、向上心の高い人が多く、何かを極めたい資質でもあります。
また他の資質を磨き、尖らせる資質でもあります。
さらに「最上志向」は、場面場面での最善を尽くす資質でもあり、比較的好き嫌いがはっきりしている資質でもあります。
物事に対しては無駄を嫌い、人に対してであれば優秀で、できる人に惹かれるというのもあります。
逆に言えば、優秀でない人には興味が湧かないということでもあります。
他人に厳しく求めていることを自覚し、他の資質をより尖らせる
参考書籍紹介
人間は9タイプ
坪田信貴
『エニアグラム』を用いた性格分析、ビリギャルで話題になった『人間は9タイプ』。
自分がどのタイプか、どんなことを言われると嬉しいか。
ビジネス・教育・プライベートでも使える1冊。
意外と『ストレングス・ファインダー』の内容と被ってるかも。

まとめ
◆特徴◆
自分を重要な存在として認めさせたいという影響力を発揮する資質
◆アクションプラン◆
自己表現と承認が得られる場所を探す
◆特徴◆
目標を定めたら、そこに向けて一直線に突き進む資質
◆アクションプラン◆
目的達成のため定量目標を導入する
◆特徴◆
文字通り“未来”をイメージする資質
◆アクションプラン◆
本や体験から知識を蓄え、具体的な未来をイメージする
◆特徴◆
行動に躊躇がなく、スピード感のある資質
◆アクションプラン◆
重大な行動や決断の前に他人に相談する
◆特徴◆
何事に対してもより良くより良くと、上を目指し向上させる資質
◆アクションプラン◆
他人に厳しく求めていることを自覚し、他の資質をより尖らせる
まとめるとこんな感じでしょうか。
他者に自分を認めさる未来のため
その目標にスピード感をもって突き進み
今ある能力をより高める
なんか大そうな人物像になってしまいました(笑)
皆さんも是非やってみてください。
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